散弾銃は、弾丸が一つではなく、複数の小さな弾丸が同時に発射される銃です。この散弾銃の弾が分かれる仕組みは、どのようになっているのでしょうか？
散弾銃の弾の分かれ方
散弾銃の弾は、銃身の中で複数の小さな弾丸に分かれます。この分かれ方は2つあります。
1.リブ弾
リブ弾とは、銃弾の外側にあるリブ（凸凹）が、発射時に銃身の中で弾丸が分かれる仕組みです。
このリブ弾は、銃弾の外側に凸凹があるため、銃身の中で軌道が安定しやすく、命中精度が高いといわれています。
2.スムースボア弾
スムースボア弾とは、銃弾の外側にリブがなく、滑らかな表面の銃弾が、発射時に銃身の中で弾丸が分かれる仕組みです。
このスムースボア弾は、銃弾の外側に凸凹がないため、銃身の中で軌道が安定しにくく、命中精度が低いといわれています。
散弾銃の弾の種類
散弾銃の弾には、以下のような種類があります。
1.バードショット
バードショットとは、小鳥狩りに用いられる弾丸で、多数の小さな弾丸が同時に発射されます。弾丸の大きさは、0.2cm～0.3cm程度です。
2.バックショット
バックショットとは、鹿狩りや熊狩りに用いられる弾丸で、弾丸の大きさは、0.8cm～1.3cm程度です。
3.スラッグ
スラッグとは、鹿狩りに用いられる弾丸で、弾丸の大きさは、2.5cm程度です。このスラッグは、一つの大きな弾丸が発射されます。
散弾銃の弾の威力
散弾銃の弾は、複数の小さな弾丸が同時に発射されるため、一発の威力が大きくなります。また、多数の弾丸が発射されるため、散弾銃の弾は、広範囲に攻撃することができます。
散弾銃の弾の命中精度
散弾銃の弾は、リブ弾とスムースボア弾の違いにより、命中精度が異なります。リブ弾は、銃弾の外側に凸凹があるため、銃身の中で軌道が安定しやすく、命中精度が高いといわれています。一方、スムースボア弾は、銃弾の外側に凸凹がないため、銃身の中で軌道が安定しにくく、命中精度が低いといわれています。
散弾銃の弾の注意点
散弾銃の弾は、広範囲に攻撃することができるため、周りの人や動物にも被害を与える可能性があります。また、散弾銃は、長距離からの射撃には向いていません。必ず、安全な距離で使用し、周りの人や動物に注意するようにしましょう。
まとめ
散弾銃の弾が分かれる仕組みには、リブ弾とスムースボア弾の2つがあります。散弾銃の弾には、バードショット、バックショット、スラッグなどの種類があります。散弾銃の弾は、一発の威力が大きく、広範囲に攻撃することができます。しかし、注意点として、周りの人や動物に被害を与える可能性があるため、安全に使用することが必要です。
