健康診断の結果を聞くと、血圧が上が80で下が40という数値が出てきた場合、多くの人は驚きを隠せないでしょう。実際、正常な血圧範囲は、上が90~139、下が60~89とされています。つまり、この数値は極端に低いため、健康上の問題がある可能性があります。
血圧が低い原因
血圧が低い原因はさまざまですが、主なものとしては、以下のようなものがあります。
- 運動不足
- ストレス
- 低血糖
- 貧血
- 飲みすぎ
- 薬の副作用
これらの要因が重なることで、血圧が低下してしまう場合があります。また、一度だけ測定しただけでは、本当に血圧が低いのかどうかは確認できません。続けて測定して、安定した値であるかどうか確認する必要があります。
血圧が低いとどうなるのか?
血圧が低い状態が続くと、身体にさまざまな影響を与える可能性があります。
- めまいや立ちくらみ
- 集中力の低下
- 倦怠感
- 食欲不振
- 手足の冷え
- 意識を失うことがある
また、血圧が低いままにしておくと、重大な病気のリスクが高まることもあります。例えば、心筋梗塞や脳卒中、腎臓病、動脈硬化などです。
血圧を上げる方法
血圧を上げるには、以下のような方法があります。
- 適度な運動をする
- ストレスを減らす
- 規則正しい生活をする
- バランスの良い食事を摂る
- 水分をしっかりとる
- 睡眠を十分にとる
また、血圧を上げるための薬も存在します。ただし、薬を服用する場合は、必ず医師の指示に従うようにしましょう。
まとめ
血圧が上が80で下が40という数値が出た場合、驚きを隠せないかもしれませんが、冷静に対処することが大切です。まずは、何度か測定して、安定した値であるかどうか確認することが必要です。また、血圧が低いままにしておくと、身体に様々な影響を与える可能性があるため、早めに対処するようにしましょう。適度な運動やバランスの良い食事、規則正しい生活など、日常生活の改善にも努めてみてください。