インターネットを利用していると、「https://」のようなURLを見かけることがあります。URLには「//」が含まれており、2本になっています。なぜ2本なのでしょうか?
「//」の意味とは?
URLの「//」は、「スラッシュ・スラッシュ」と呼ばれます。この記号は、「プロトコル」を表すために使用されます。プロトコルは、インターネットでデータを送受信するためのルールや手順のことです。
例えば、「http://」は、Webサイトを表示するためのプロトコルであり、「ftp://」は、ファイルを転送するためのプロトコルです。
「//」は、プロトコルが省略された場合にも使用されます。つまり、「https://example.com」と「//example.com」は同じ意味を持ちます。
「//」が2本になる理由
「//」が2本になるのは、URLの構造上の理由によるものです。URLは、「プロトコル://ホスト名/パス」という形式で構成されています。
例えば、「https://example.com/path/to/file.html」というURLは、以下のように分解できます。
- プロトコル:https://
- ホスト名:example.com
- パス:/path/to/file.html
「//」は、プロトコルとホスト名の間に挿入されます。つまり、「https://」の後には「//」が必要になります。しかし、ホスト名が省略された場合にも「//」が必要であるため、2本になるのです。
「//」が重要な理由
「//」は、URLを正しく構成するために非常に重要な役割を果たしています。URLが正しく構成されないと、Webサイトへのアクセスができなくなってしまうからです。
例えば、「https:/example.com/path/to/file.html」というURLは、「//」が1本しかないため、正しく構成されていません。この場合、Webサイトにアクセスすることはできません。
また、「http:example.com/path/to/file.html」というURLも、プロトコルが省略されているため正しく構成されていません。この場合も、Webサイトにアクセスすることはできません。
まとめ
「https://」の「//」は、URLを正しく構成するために非常に重要な役割を果たしています。2本になる理由は、URLの構造上の問題によるものです。
インターネットを利用する際には、正しいURLを入力することが重要です。URLが正しく構成されていない場合、Webサイトにアクセスすることができなくなってしまうため、注意が必要です。