「予想だにしない」の「だ」って何ですか?

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「予想だにしない」という表現を聞いたことがありますか?「だにしない」という部分が少し難しいと感じるかもしれません。今回はこの表現について解説していきます。

「だにしない」の意味

「だにしない」は、驚きや感動を表す表現です。直訳すると「予想にもしなかった」となりますが、実際には「こんなに驚くことがあるとは思わなかった」というニュアンスが含まれます。

この表現は、日常会話やビジネスシーンなどでよく使われます。何か驚くことがあったときに、「予想だにしない!」と言うことで、その驚きや感動を表現します。

「だ」の役割

「だにしない」の「だ」は、助動詞の一つです。助動詞とは、動詞の前について、その動詞の意味を補助する語のことです。

「だ」は、否定形の「ない」や過去形の「た」などとともに使われ、その役割は「〜でさえない」「〜であったことがある」といった意味を表します。

例えば、「言葉にもできない」という表現がありますが、これは「言葉でさえもできない」という意味になります。同様に、「予想だにしない」という表現は、「予想でさえもしない」という意味になります。

「だにしない」の使い方

「だにしない」は、普通形の動詞や形容詞、名詞などと合わせて使われます。例えば、「予想だにしない出来事」「驚きだにしない美味しさ」「感動だにしない映画」などです。

また、否定形の「ない」や過去形の「た」をつけることもできます。例えば、「予想だにしなかった出来事」「驚きだにしなかった美味しさ」「感動だにしなかった映画」などです。

まとめ

「予想だにしない」という表現は、驚きや感動を表す表現であり、普段の会話やビジネスシーンなどでよく使われます。その「だ」は、否定形の「ない」や過去形の「た」とともに使われ、意味を補助する役割を持っています。

この表現は、日本語特有の表現であり、日本語を学ぶ外国人にとっては難しい部分かもしれません。しかし、日本語を習得する上で重要な表現の一つであるため、しっかりと理解しておくことが大切です。

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